は〜…こんな奴らと、生活しなきゃいけないんだ、私…。
きっと、もぅ目つけられた…。
「あの…」
口を開いたのは、剣崎だ。
私を見て文句を言っていた女子に、向かって剣崎が言った。
「皆、仲良くして下さいね(`^^)」
剣崎は…、目が笑っていない…。
「「は、はい!!もちろんですわ」」
女子は声を、揃えて言った。
キ・モ・チ・ワ・ル・イッ!!
さっきとは態度が、コロッとかわった奴ら。
そして、また…
「チッ、あの女ムカつく」
「調子に乗ってんじゃないわよ」
だから、聞こえてるっつーの!!
はぁ…馬鹿馬鹿しい。
せっかく、真面目に目立たず高校生活をおくろうと思ったのに…
その夢は叶いそうにない…。
はぁ…。