「存じております(^^)、では、職員室まで案内致します。」


「お願いします(^^)聖、もぅ戻ってよろしいですよ(^^)」


「分かりました、蓮様、お嬢様をよろしくお願いします(^^)」


「はい、大丈夫です(^^)」



聖は帰っていった。

そして私は、"剣崎蓮"とか言う人に職員室まで案内してもらうことにした。



「あの…剣崎君は、3年生なのですか?」


「え?いえ、僕は2年生ですよ(^^)」


「え?2年生なのに生徒会長ですか?すごいですわね(^^)」


「いえ、全然(^^)」



は〜…正直疲れる。

この、喋り方…。



「「キャーーー><」」


職員室に向かっている途中、女子が騒いだ。


「「剣崎様ーーー」」


めあては、"剣崎蓮"のようだ。


ま、こんな美形がいて騒がない訳がないか…

と思ったときだった…。



ボソッ
「誰?!あの女ッ!!」

「ちょー不細工!!」

「何で、剣崎様といるの?」

「あれ、転校生でしょ?」

「ちょー生意気!!」


などなど…ボソッと言ったつもりかもしれないが…


声が、デ・カ・イ。


全部聞こえてるっつーの!!!!