僕は晩ご飯のときに、両親にサッカー部が廃部になることを言った。

「え?本当なのか?」
と言うのは父

「良かった。これで勉強に専念できるわね。お母さん心配だったのよ。成績はいつもビリだったから。」
母の言うことも一理ある。サッカーばかりやってきた僕は、勉強なんて全然やってなかったからだ。

「あっそうだ。塾の手続きしときなさい。良いわねお父さん」
っと続けて母は言った。

「いや~だけど太一の意見も聞いてからじゃないと…な?」

「…ごちそうさま」
僕は黙って自分の部屋へ行った…



いつも書いていた『サッカーノート』
僕はそれを見返していた。
中学3の最後の大会、僕は風邪で出ることが出来なかった…
チームも負け、悔しい思いをした。そのとき僕はその悔しさをバネに高校でもサッカーを続ける決意をしたことを、思い出していた…