「親の仕事の都合で西大統市から来ました。『高石 尊』です。ウィース」
転校生と自分達の温度差に全員はひいてしまった…
「みんなテンション低いね。今日も1日楽しくいこう」
っと、転校生は相変わらずだ。
「は~いみんな仲良くして下さい。じゃ~高石くんの席はあそこね。」
そう言いながら先生は、僕の隣りの席を指差した。

転校生は席に着き
「よろしく」
っと笑顔でこっちを見ていた。
あまりにも大声だったのでビックリした僕は小声で
「よろしく」と返した。

「藤堂、サッカー部入部希望だからよろしくなキャプテン。」
っと先生が言うと、

「キャプテン?」
っと転校生が驚いた。