「あと、東条グループの娘って
とこもね!!」

「今思うと宇蘭ってすごいんやな…」

確かにな…。

そうなると宇蘭は、黒龍と
白龍に復讐しようとして、
この高校にきたって仮説を立てれば、
筋が通る。

「でも…黒龍と白龍を潰すのは、
宇蘭1人じゃ無理だぞ…?」

俺は、無意識のうちに、そう
つぶやいていた。