なぜ、桜田は俺に恋をしたのだろう。





中学時代のことを思い出して

今それを考えても答えはわからない。






「私、あの日からずっと先輩のことを忘れたことはありません。

先輩に振られてもあきらめたことありません。

先輩に好きな人ができたってあきらめたことないです。

だから先輩と同じ高校に入って、先輩が所属しているサッカー部の

マネージャーになるって決めたんです。


私は今でも先輩が好きです。」






僕への気持ちを爆発させる勢いで
桜田は2度目の告白を僕にした。