「俺は、このゲームを降りる。

アイツ ( 彼女 ) の命なんて知るか!


俺は、自分の命の方が大切だ!」


「俺も降りる!」


「俺も、俺も!」


みんなは、僕らから離れて帰ろうとしていた。


「まっ、待ってよ!みんな!」


「邪魔だ!退け!」


僕は、みんなを必死に止めたけど…

みんなは、僕を押して帰った。


「友ちゃん!大丈夫か!?」


「友也!

アイツらぁ…!」


二人が僕に近づいて、帰った人たちを怒っていた。


「………でだよ…」


「……友也?」


「……友ちゃん?」


二人は、僕の顔を覗いてきた。