ぷんぷん怒って、左を見た。



その瞬間……。



――ガガガガガ……。



けっこう大きな音がした。



な、なにっ!?



あわてて音のした右隣を見る。



「えっ!?」



冷泉くんが、めちゃくちゃ近いっ!!



びっくりして、思わずのけぞってしまった。