えっ。
なにごとっ!?



この音量を超える悲鳴って、相当のもんだよ!?



驚きとともに、悲鳴が聞こえた方に目を向ける。



そこには……。



腕を組んで、入口近くの壁によりかかる星ちゃんの姿があった。



「あー!!
成宮く~ん♪
いつからそこにいたの――っ!!」



「キャーッ!!
会いたかった~!!」



あたしのそばにいた女子たちも、我先にと星ちゃんの所にとんでいく。