「えっ!?
そんな……。
悪いからいいよぉ~」



……というのも、実は……。



仲良くしゃべっているように見えて、実はあたし、るりちゃんや佳織ちゃんとは、あまりしゃべったことがない。



りっちゃんとは、中1のとき同じクラスだったからしゃべれるけど……。



3人の中に割って入れるほど仲良しじゃない。



だから、もちろん、遠慮して首を横に振った。



それなのに……。



りっちゃんが、あたしの腕を掴んで言った。



「悪くないって~。
一緒に行こう~♪」