星ちゃんは、スッとかがんで、あたしのおでこに手をあてた。



「熱でもあんじゃね?」



その瞬間……。



「ギャ――ッ!!!!!」



という、ものすごい悲鳴が、あたし達を包みこんだ。



「なっ……。
成宮くんっ!!??」



「星くんっ!!??」



ってハモったのは、西南女子。



「は、花っ!?
そんなイケメンと知り合いなのっ!?」



と、うらやましそうな声を出したのは、青葉女子。