「えっ?
星ちゃん、黒髪にしたの?
あたし、茶髪の星ちゃん、好きだったのに~」



若干がっかりしながら星ちゃんの姿をさがす。



でも……。



あれ……?



星ちゃんの姿が見つからない。



「ねぇ、りおちゃん。
星ちゃん、どこにいるの?」



「だぁかぁらぁ。
あそこっ!
ほらっ、正面。
今ボールを蹴った人……」



りおちゃんは、ひとさし指を向けて教えてくれた。



でも……。