だって、めちゃくちゃうれしかったんだもん。



やっぱ、持つべきものは、優しい親友だよね。



涙もちょちょぎれる思いのあたし。



そのあたしの体をサクッと引き剥がすひまりちゃん。



「花、暑い」



うっ……。



あたしとの温度差、超激しい~。



「ぶぅぶぅ~。
なにさ。
感謝と感動のハグだったのに~」



ふいっと唇を尖らせる。