「おい、美緒。」
リビングからお父さんが呼ぶ。
「なに。」
そう冷たく返すのは、中3の沢田美緒。
「明日からお前に家庭教師つけるからな」
「はぁ?なんで?」
突然の言葉に美緒は大きな声で聞き返す。
「お前の成績が悪いからだ。わかるだろ、」
まぁ、確かに悪かった。
でも、家庭教師なんて付けたら家でまで窮屈な生活しないとじゃん…
「やだ。来ても顔あわせないから。」
そう言って部屋に閉じこもった。
「ふざけんな…クソ親父…」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…