ずっと隣町に住んでいて、今は実家を出て1人暮らしをしている。
休みの日はバイクをいじったり、買い物に行ったりしてる。
バイクや車が好きで整備に工場で働いてる。
もうずっと彼女はいない。
好きなタイプは明るい子。
今まで2人だけで話をする機会ってほとんどなくて、私は夢中だった。
少しでも康弘くんの事が知りたくて。
でも、この話にいくつ嘘があったの…?
辺りがだいぶ暗くなり、花火を始める事にした。
赤や黄色、緑に青、沢山の綺麗な色がぱちぱちと光る。
白い煙の間から私はそっと康弘くんの顔を見る。
目が合った瞬間、私の心の中で恋の花火が輝きを増した――