やっぱりよしくんは、私の事を妹みたいにしか思っていなかったんだ。


少しは大事にされてたのかなって思うけど、やっぱり悲しいよ。


『私は、よしくんの事が大好きで、よしくんのお嫁さんになるのが夢だったの。』

「ごめんな。」

『夢は叶わないけど、私の分も彼女の事幸せにしてね。』

「あぁ。」


心からおめでとうとはまだ言えそうにない。


でもよしくんが幸せになるのなら、それはそれで応援しなくちゃ。


まだしばらくはよしくんの事、好きでいると思うけどそれは許してね。


私の大好きな大好きなよしくん。


幸せになってね―――



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