「おはよう、マイハニー?」



「ぶふっ」



柄にもないその言葉遣いに、つい吹き出してしまう。



てゆうか、近いっ。



なんでこんな時間に、榊くんが!?



その前に、私寝起きだよ!



「わわ、ごめんごめんっ」



慌てて起きようとする私に謝りながら、榊くんは小さな透明な袋を差し出す。



「これ……」