「奈々子ちゃん、来夢ちゃん」



どれくらい経ったかな。



私はすっかり疲れきって、床に倒れ込んでいた。



2人は「もうおしまい?」と少々呆れた表情だった。



そんな2人に声をかけたのは、私のお母さん。



いきなり扉を開けたことを注意する気力すらない私は、お母さんへと視線を向けた。



「もう遅いし、夕飯食べていかない?」



「わっ、いいんですか!?」



その言葉に、即食いついたのは来夢。