次の日はこっちの友だちと遊ぶ約束をしていて、支度をして待ち合わせ場所に向かった。



少し早かったかと辺りを見回すといつも1番最後にきていた子が1番早くきていた。

「おはよう、久しぶり!」

「おはよう!すっごい久しぶり!会いたかったよ~」

「早いね。珍しい!」

「楽しみすぎて早く出ちゃった!のんももうくるよね!」

ニコニコと笑顔で話す中高の友だち由美が抱きつかんばかりに身を乗り出す。
のんとはもう1人一緒に遊ぶ希美だ。
元気で明るくてとてもポジティブな子だ。

「紗綾、由美!お待たせ!」

「のん、おはよう!久しぶり!」

「おはよう~!」

「紗綾久しぶり!会いたかった!由美今日は早いね!」

久しぶりの再会を喜び場所を移動する。
何をするかはしっかりは決めていなくてブラブラするとなっていた。