「うん!告白したけどふられた!でもね、信じてもらうため頑張る!」
「応援する!もうさ、毎日好き好き言えば?」
「それは恥ずかしい…。」
考えただけで顔が熱くなる。
そんな私を見て面白そうに笑う愛梨。
「なーに話してんだよー!」
私の頭に手を置いて話しかけてきた優馬に「何でもなーい!」と逃げると追いかけてくる。
涼くんがうるさいって優馬を軽く叩き今度はそこがふざけ合う。
そんないつもの風景がこんなに楽しいなんて気付かなかった。
最近はずっと悩んでばっかりだったから、こんなふうにふざけてると楽しい。
プールを出るとみんなでご飯を食べに行った。
そこでも騒いでいて、帰ろうとなったのはもう日付も変わりそうな時間になってからだった。