「はい」
私は本人名義の所にサインをした。
姉も同様に。
「それから来週から事務所のマンションに住んでもらうからそれまでに荷造りして頂戴、これが部屋の鍵と住所ね」
「はい」
私は鍵を受け取った。
「貴方に期待してるわよ、莉奈!」
「はい」

契約を済私達はエレベータに乗ったすると姉が
「莉奈……」
「何?」
「恋はもういいの?」
「諦めなきゃいけないよね、裕太への想いは届くことなんてないだけど・・・どこかで期待してる自分がいる、熱愛発覚は嘘かもしれないだけどね、もう分からない…」
「莉奈、お姉ちゃんね潤くんと前向きに考えて見ようと思う莉奈に言われるまで自分の気持ちを誤魔化してた今でも好きだよ」
「莉奈も諦めずに頑張るのよ」
「うん…」