名前を呼ぼうとしたときに、遮られてしまった言葉にあたしは耳を疑った。





・・・つ、い、た、?




え、どこに!?



どこに、ついたの!?




突っ込みどころ満載の五十嵐くんの言葉に、声に出さず突っ込みをいれる、あたし。





どこをどうみたって、ご飯食べられるようなとこないよ・・・。




再確認するかのように、あたりを見回していると、あるものが目に入った。






「え、ここ・・・」




「俺の家」






・・・はい!?





あたしは思わず、ものすごい勢いで五十嵐くんを見上げてしまった。





「・・・りお、」