私がそういう性格だっていうのを分かった上で付き合ってくれてた洸紀は、本当にいい奴。
私は洸紀と別れてから、もう彼氏が出来ることもないだろうなって思ってる。
みんなは、そのうち紗蘭に合う人がいるんじゃない?って言うけど、
自分が恋してるところなんて想像できないし。
私は恋ができない人なんじゃないかなって思ったりもする。
「高校まで、恋愛はいいわー」
司が、ベッドに横になりながら言った。
「私も、友達だけで充分ー。」
私も、ベットに寄っ掛かるようにして、顔をあげた。
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