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「あー、今日はおつかれさま」
「「「おつかれっす!!」」」
やっと始まった集会。
結局あのあと、ひたすら私に絡みまくるみんなに、千尋が鬼の血相でげんこつ。
久々にあのスキンヘッドを蹴り飛ばした時の千尋のトラウマが…。
てか、ねぇなんでそんなに元気なの。
眠いんだけど…、
チラッと携帯で時間をみると、もう日付はとっくに変わっていて。
「ふわぁぁぁあ~…」
道理で眠いわけだ、と納得する。
「おい七彩。眠いのか?」
「咲人…、あぁ、少し眠いかな。
てか、咲人は前に行かなくていいの?」
前に飛鳥たち幹部が並んで、不良たちが飛鳥たちの正面に集まっている。
その大群の、さらに後ろで私は待機していたんだけど…。
「あぁ、とくに言うこともねぇし。
お前からかってたほうが楽しそうだし」
「えー、眠いんだけど。」
「すっげえ眠そう」
うん、と私は首を縦に振って目を擦る。
やばい…っ、立ったまま寝そう…っ
「ってなわけで、
今日で弘樹と雄太と和久は、ここを抜ける」
え…っ?
パチッと、私の目が一気に冴えた。