「ここ俺の部屋な。
てかお前の部屋ってどこなんだろうな。
3階に空き部屋はないはずだけど。」
そう言いながらついた1つの部屋。
え?
涼子さんあるって言ってたけど?
「まぁいいや。
とりあえず入れ。」
飛鳥に言われて
「お邪魔しま…す」
緊張しながら部屋にはいる。
男の子の部屋って初めて………って。
「なにこれ!!!!」
そこは、決して綺麗とは言えない…部屋が。
きれい好きの私からすれば、の話だけども。
「そんな汚いか?座れるくらいの場所はあるだろ?」
まぁ、あるけど…。
なんか、ほんと男の子の部屋って感じがする。
布団がたたまれてないベッドがあって。
机の上は、カバンが置いてあるのみ。
教科書すら見当たらない。
そして床には…。
「なんでこんなに雑誌があるの?」
雑誌ばかり。
それも、バイクとか、車とか。
「あ?かっこいいだろ。」
「と見せかけてのエロ本とかないわけ?」
「それは全部たまり場。」
あ、そう。
あることは否定しないのか。