嬉しかった。


ただただ幸せだった。




だからゆきの気持ちに気づかなかった。



ゴメンね。ゆき。



私がもっとゆきを見ていれば。



親友だったのに




私が悲しんでるときは慰めてくれた。



なのに、



私はゆきになにもしてあげられなかった



自分のことしか考えてなかったんだ。




恋がこんなにも苦しく辛いなんて




この時は考えさえもしなかったんだ。



祐也といれる。



それだけでよかったから。