「……」


やばい。

嬉しくてにやけそう。

照れまくる私に隼人はピース越しに笑ってくれると、再びボールを取りに走っていった。



…いつのまにか隼人のこと、こんなに好きになっていたんだなぁ。


陽に焼けた肌とか光る汗が、キラキラ眩しくて。

ひたすら隼人を目で追っていく。



人の気持ちってこうも変われるものなのかな。




1年前、同じようにこの場所から見ていた時とは全然違くて。




何より

あの頃は私ーー