『優衣、具合はどう?私、まさか倒れるなんて思わなくて。今日はほんとにごめんね』


とっさに起き上がってスマホを確認すると、そこにはユカリからのラインメッセージが。

みーちゃんからは…
あ、もう2時間も前に来てる。


『ううん、もう大丈夫!なんかちょっとした貧血だったみたい。私こそ心配かけてごめんね』


急いで私もラインを打つと、すぐに既読がつき、ユカリから返信が返ってきた。


『ほんとに?良かったぁ、もうすっごいビックリしたんだからね~!』


画面の向こうでは、ほんとにホッとした様子のユカリが目に浮かんできて、私にも少し笑顔が戻る。

その後もしばらくユカリとは他愛もない会話を送り合っていると

ふいに画面が切り替わって、違う人からのラインを知らせるメッセージが届いた。


…?誰だろ。

隼人からだ。