急いで登校してくると
玄関先では既に大勢の人だかりが。
中央には何やら茫然と掲示板を見上げている様子のみーちゃんとユカリの姿があった。
慌てて人混みに入った私は二人に声をかける。
「二人ともおはよ!なに見てるの?」
「あっ優衣おはよってか聞いて!うちら、みーとだけクラス離れた」
「えっ?」
ユカリのショックを受けたような声に、私もハッと掲示板を見あげる。
「……」
するとそこに張り出されていたのは新2~3学年の新しいクラス表。
私とユカリはお互い1組だったものの、なぜかみーちゃんだけが6組に切り離されてしまっていた。
玄関先では既に大勢の人だかりが。
中央には何やら茫然と掲示板を見上げている様子のみーちゃんとユカリの姿があった。
慌てて人混みに入った私は二人に声をかける。
「二人ともおはよ!なに見てるの?」
「あっ優衣おはよってか聞いて!うちら、みーとだけクラス離れた」
「えっ?」
ユカリのショックを受けたような声に、私もハッと掲示板を見あげる。
「……」
するとそこに張り出されていたのは新2~3学年の新しいクラス表。
私とユカリはお互い1組だったものの、なぜかみーちゃんだけが6組に切り離されてしまっていた。