いつもの道 いつもの時間 でも、今日は何か違う。 「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」 いや、正確に言うとこの3日間。 「んもうっ!瑞季(みずき)! さっきからため息つきすぎ!なんなの!」 「だってぇ〜…ぐずっ」 そんなこと言ったって… わっまた泣いたなんて言いながら背中をさすってくれる由真(ゆま)は優しい。 「泣くぐらいならなんで振るのよ。」