背後から妙な殺気が感じられる













私は迷わず刀を抜いた









「ガギィィィィーン!!」









刀が擦り会う甲高い音













「な?!」












目の前に立っていたのは私達と同じ生服をきている人だった








いや







これは人ではない









目が


















目が真っ黒だ








頭からは角がはえていてとても人とは言い難い








お父さんと同じ感じがする















鬼に取り付かれている