メールだった。相手は、




望だった。

望 望なのか?!

すぐに、メールを見る。

【いきなりのメール ごめんなさい。
私のお腹の子、聡太の子だよ。パパ おめでとう。聡太には いろいろ迷惑かけたよね。聡太が このメール見た時は私はこの世にいるのかな?いないよね。

この子をどうするか、聡太に任せます。 聡太・・・

大好きだよ。】
大粒の水滴で 視界がぼやける。
望 望

本当にこの世の中にいないのか

本当に もう、

俺に 笑いかけてくれないのか