「あれ?柳さん?」

ゆっくりドアが閉まる音と一緒に、
少し甲高い声が聞こえてきた。


その声に、私は大きな古時計を歌うのを止めて、
出入り口のドアに視線を向けた。


すると、そこには白のワンピースを身に纏う女の子が立っていた。


「あっ、少女Aちゃん!!」


出入り口に立っていた女の子は、マスターの1人娘の少女Aちゃん…


なんで少女Aちゃんかと言うと、
未成年だから……


とりあえず、私は少女Aちゃんに近づき、
マスターが居ない理由などを詳しく聞くべく
質問の言葉を次々とぶつけた、、、