周、涼side
周が言ったことに涼が、涼が言ってことには周が反応します


「凛香だいじょうぶかな」
眉間にしわよってるよ、涼


「心配しなくても大丈夫。」
まぁ、姉ちゃんだからな


「てゆーか、寒い。上着貸して」
上着を剥ぎ取ろうとしたけどかわした

「えぇー、僕が寒い。じゃあ、あそこ
入ろっ♪」
ニコニコしながら指を指してのは喫茶店

「まぁいいけど」
涼は優しいからなんも言わないんだ〜


「ここのケーキ安いんだもーん」
そーゆーことか…

「じゃあ、ジャンケンで負けたほうが奢
りな」
えぇ、ずるいー。涼ジャンケン強いんだよね

「わかった。その代わりケーキいっぱい
頼むよ?」
ニヤリと笑った周

ー「ジャンケン〜、、、ぽん!」

「やったぁ!久しぶりに勝った〜」
嬉しそうな周

お金かかるな……


周は生クリームスフレ、アップルティー
涼はガトーショコラとコーヒー
を頼んだ

たしかに割と安い

「ここよく来るのか?」

「んー。女子が奢ってくれる」
スフレを食べながらさらっと言った
女子かわいそうだな


「おい、周。もし凛香が俺を選んだら
お前はどーするんだ?」

「どーもしない。まだ決まってもないの
に気が早いね〜!」
本気で言ったんだけどな…

「凛ちゃんが選ぶんだから、従うよ」
本気で言ったことわかったんだ

「わかった」

「てゆーかぁ、デートみたいだね♪」

ゲホッ

「キモい」

「えー、でも涼が彼氏だったらよかった
のにー」

「本気でやめろ。」

はぁーいっと言った周



たしかに女装姿は結構可愛かった…
って、俺は何考えてんだ!!

悟られないようにガトーショコラを急いで食べた


僕たちは凛ちゃんのことをまだ知らなかった