ーーー朝

まだ眠い。けど起きないと…また…


ガチャ、
「凛ちゃんおっはよ〜」
やっぱり…来ると思った
いきなり入ってくるのはもう慣れたお



「周!いきなり入ってきちゃダメでしょ!」
まったくもぉーー


許可もなしに入ってきたのは瀬戸 周。
同居してる双子の弟


「ごめんって〜 それよりご飯だよ
早くしないと涼が怒るよぉ?」


悪気のない態度。そして能天気なんだ


でもとりあえず起ないとね
本当に涼が怒こりそうだし。





時計を見た
あれ?これは…
「やばっ 」
バッと急いでベットから降りた
急がないと!結構やばい時間!




「じゃあ、僕は先に行ってるから〜」
ケラケラ笑いながら行った


急いで着替えてリビングに行くと、



「凛香!遅い!」
第一声が怒った声。これでも急いだのに

「早くしろ」
ぶっきらぼうに言ってるけど本当はいい奴なんだ。これが双子の兄の涼



「準備しといてやるから さっさと食べろよ」


朝からテキパキ動けてすごいなぁ〜
これで高校生って…

「ボーッとすんな!急いでるんだよ!」

そんなこと考えてると怒られた

「は、はい!」
つい、敬語になってしまう。

「涼〜、靴下が片方ないーーー」
かたっぽだけ履いてる周。


「あーーもぅ!」
涼のめんどくさそうな声
でも私はこんな日常が好きなんだ。

忙しいし、大変だけど好き

照れ臭くて言わないけどね!