蒼「………と、取りあえずここからでよない?」




渚「賛成!臭すぎ、ここ。」





弘「じゃ、出ましょうか。」





転がっている人達を避け、毒蛾の倉庫を後にした。





渚「…遊園地でちゃったから戻れないね…」





綺「あいつら、、、、」





蒼「綺乃ちゃんは折角のデートが邪魔されたから怒ってるんだよね??」





綺「なっ!!!?」





弘「顔、赤いですよ。」





蒼と弘人が綺乃をいじって、秦と渚がソレを見てるいつものような光景を眺めながら、さっき頭の中によぎった光景を思い出す。





あの瞬間、全てを思い出した。





だけど、そのことを言おうか迷ってしまう。