舌打ちした毒蛾総長は、標的を渚から綺乃に変え、次こそはとナイフを振りかぶった。
秦「……………そんなこと、させっかよ。」
ドカッ!!!
ゴフッッッ!
毒蛾総長「…く、そ!」
それも、秦によって放たれた鳩尾と蹴りによって阻止された。
秦「……これ、後のこるか…?」
綺乃の縄を解き、抱き抱えながら手首を渚に見せて聞く秦。
周りをみると、いつの間にかたっている奴は俺らだけだった。
弘「カッコよかったですよ、2人とも。」
ニヤニヤしながら言う弘人。
てゆか、それ、俺もか??
蒼「僕も思った!
秦くんなんて、(そんなこと、させっかよ、)とかいってたしっ!」