なにかを待っているような、そんな目。
綺乃たちと分かれた後に倉庫に向かっていたが、よけいなことを考えていたからか
いつもより早くついたように感じる。
ガラガラッ
下っ端「あ!!お疲れさまですっ!こんにちは!!」
声をそろえて挨拶してくれる下っ端。
どうしたらそんなに声がそろうのかも謎だが。
やっぱり、今日も。
あの目で俺を見つめている奴が数名。
最近じゃ、そいつ等もだいたいメンバーが決まってきている。
時期、総長幹部候補の奴らだ。
もう、限界だった。
なんでそんな目で見てくるのかを知りたかった。