うん、負けたらしばこっ!!
負けた方がおもしろいから、負けてもいいや♪
そう思ったけど弘人は思ったより早くて。
あっと言う間に他のチームと並ぶ。
1.2.3年のバトンが同時にアンカーに渡される。
アンカーは勿論、真だ。
流石総長とでも言えばいいのか。
真は圧倒的な早さでほかの学年のアンカーたちを突き放し、ゴールテープをきった。
綺「おっ!!!流石渚の彼氏っ!!」
そう綺乃が私をちゃかす。
渚「彼女じゃないよー。
まぁ、次昼ご飯だから適当にベンチでも見つけよう?」
綺「りょーかい!やっとお昼だ!」
おなかすいたなんて言ってる綺乃。
…ねぇ、私達なにもしてなくない?
そんなとこまで深く考えないでいいのかな…?
まぁ、いいか!たかがお昼ご飯に頭使う必要性なし!
渚「じゃ、いこう?」