「……は？はぁぁぁぁ？絶対嫌だし！」



なんでアンタんとこ行かなきゃなんないの！？ぜったいやだ！！



「ククッ、即答かよ。そんな顔しなくても取って食やしねぇし。お前、ホント面白れぇな。見てて飽きねぇわ」

「………」



そんな顔で悪かったわね！

元々こんな顔だっつーの！



「じゃあ、鳳皇の所にいくのか？」

「……っだからっ、いかないってば！」



しつこいっつーの！

あたしは関係ないって何回も言ってるでしょ！？

違うって言ってるのに、何で無理矢理結びつけようとするの！？



中田のしつこさに段々と苛立ってきて。

あと一言同じ事を聞こうモンなら、間違いなくキレる。



「だったらこっちに来ても問題はねぇよな？」


はぁぁぁぁぁ！？


にやりと笑いながらそう言い放った中田に、我慢していたのものが一気に爆発した。



「だーかーら！何回言わせりゃ気が済むのよ！！しつこいっつーの！あたしは関係ないって何回言ったら分かんのよっ！」


「関係ねぇんならいいじゃねぇか」


「良くないし！っていうか、あんたの仲間になるぐらいならあの人達の仲間になった方がマシだっつーの！！」


「俺の何が不満なんだよ」



何が！？そんなの決まってるじゃない！！



「あたし、ＳＭの趣味なんてないから！」


「………は？」


「何が哀しくてアンタとＳＭごっこなんてしなきゃいけない訳！？あたしは普通の彼氏が欲しいの！！だから、アンタの趣味に付き合ってられないのよ！分かった！？」