「ふわぁぁぁ。」
大きな欠伸をして目が覚めた。
「おはようござ……あれ?巳甘さん?」
起きた時巳甘さんがいなかった。
朝餉でも作ってるんですかね?
けど台所には巳甘さんがいなかった。
僕は居間へと向かった。
居間にはおむすびが四つと冷や奴が二つと…文が置いてあった。
『おはよう。
昨夜はゆっくり寝れた?
味噌がきれてたから味噌だけ買ってくるね。
直ぐ帰ってるくるから心配しなくても大丈夫。
遅かったら先に食べてていいよ。
巳甘』
と大きさが其々違う字で書かれていた。
「クス…。巳甘さんらしいです。少し待って見ましょうか。」
僕は巳甘さんの帰りを待っていた。