「と、兎に角急ぎましょう。」


僕は急いで風呂からでて着替えた。


「巳甘さん、遅くなるかもしれませんから先に寝てて下さいね。」


「うん。気を付けてね。」


「はい。戸締りは気をつけてくださいね。」


僕は巳甘さんの額に唇を落として寺田屋へと向かった。


僕は何故か嫌な予感がするんですよね。


僕は急いで走った。


そういえばお花見以来一回も高杉を見てませんね。


…そういえば高杉の奴咳ばっかりしてましたね。


それにたまに血の匂いが微かにする。


初めは逃げるために人を斬ってその時の血かとおもったが、あれは高杉自身の血の臭いか?


とにかく嫌な予感はした。


寺田屋についた時嫌な予感が当たった。