桂 巳甘


「……!」


僕はそんな事を考えてたら顔に熱が上がってしまいました。


自分で考えといて照れるとは不覚です…


「はぁぁ。」


僕が一息ついて出ようとした時


「小五郎さーん!」


ガラッ


「おわっ!巳甘さん!?」



いきなり入って来るもんだからびっくりした。


幸い下半身は湯で隠れてるからよかった。


「言伝です!一人で寺田屋に来い。っとの、事です。」


「え?今からですか?」


「うん。出来れば急いでっと言ってたよ。」


「そうですか。分かりました。」


僕が答えると「それじゃあ。」と言って向こうに行ってしまった。