「へぇ、お熱い友情やなぁ。」
嫌味たっぷりそう言って何処かに言った
「悔しいわ…」
うちは急いでまた探し始めようとしたら
ドンッ
「いってなぁ!」
「なんや、男が3人か。」
男が三人いてそのうちの1人とうちはぶつかった。
ぶつかった男がうちに文句を言ってきた。
「なんだとこの女ぁ!」
「おい、やめとけ。またあいつが来るぞ。」
あいつ…?
なんか嫌な予感がするわ。
「おにーさん。あいつって…誰や?」
「ヒッ…」
「誰やゆうとるんや!」
うちが叫ぶと男達は顔を引きつらせた。
「し…新撰組副長…で……す。」
新撰組副長?
「あんさんらは、なんか悪いことしたんか?あぁ?」
「お…女を無理矢理…」
「女って、目に包帯巻いとる子か?」
男達は頷いた。
そうゆうことか。
大方巳甘は幾松はんに無理矢理こいつらのいるところへ連れられて襲われそうになったとこを新撰組副長が助けたんやな。
…不味いな。