律 自身も分からない
律のあたしへの気持ちが全然分からない。


「俺、4年前結婚する前にお前に会って
恋とかそーいうの分かんねーけど、前の嫁の時とは全然違う衝撃を俺も受けたんだよ。

でも、結婚控えてた訳だし、前の嫁のこと愛してたから
俺 自分の気持ちに自制?かけてたんかなお前にそん時は話し掛けなかった」

華江
「そーだったんだ。話し掛けられてたかったなー(笑)結婚する人に恋するの嫌だけど(笑)」


「俺だって、これから嫁になる奴とお前天秤にかけるなんてできねぇわ(笑)」


そりゃ、話し掛けられたかったけど
律は一途な人なんだなぁって思ってなんか安心した。


華江
「だよねー(笑)あたしもそん時だったら律のこと恋愛対象として見れなかったかもだし(笑)」


「はは(笑)俺には分からんけど(笑)あの頃とお前変わったもんな
4年でこんな大人になるんだな(笑)」

華江
「そんな変わった?(笑)うーん大人になったかは分かんないけど、考え方とかは変わったかなー」


「うん」

華江
「あたしなんかが聞いていいのか分かんないけど、そんなに愛してた奥さんとなんで離婚しちゃったの?」


「あー。あいつに俺は追いつけなかった」

華江
「それってどーいうこと?」



あんなにDJの才能もあって人気もある律が追いつけない人ってどんな人なの?
そんな人いるの?