華江
「お邪魔しまーす」


部屋には、DJの機材とかCDとかポスターとかでいっぱいだった。


華江
「この部屋っさすがDJだねー」



「ん、
もー何十年してるからな」


華江
「そんなにやってるの?」



「あぁ」


華江
「あたし DJのことよく分かんないけど
だから、あんなに人気なんだねっかなり上手いんだっ」



「上手くねーよ」


華江
「オーナーかなり褒めてたじゃんっ」



「俺は、まだ満足してないけどな」


華江
「欲張りか」



「まーそんなとこだろうな」


律が、目指す所がいったいどんななのかあたしには到底想像がつかない。