『來!?』
『來!......來、來、來!!......どうして私を助けたの!?やだ......っ!』
來「れ......い....?俺...は...れ..いを...守れてよ...かっ.....た......。」
『やだっ!ねぇどうして......?來......!死なないで....お願い......。』
來「玲......ご......めんな..俺は....れ..いと...いれてた....のし....かった.....よ....じゃ...あな..................。」
『來......來!......なんでいなくなっちゃうの!......ウッ....ヒック......。らーいー!!!!!!!!!!!!!!!!』
瑠樺「フッ、俺様を甘く見くびったからだよ。」
『......お前だけは絶対....絶対許さないんだから......!!何もかも奪われた。......お前のせいで......!』
バキッ
ボコッ
グキッ
私のせいで......死んでしまった。
仲間も私から離れていくかも......。
でもその方が危険にさらされない。
それに......
私は人殺しなんだから。
......あぁ、ヤッパリ私は一生孤独なんだ....。
家族だってそう.......。
大切なものなんて作らない。
私はこの日を境に
青蘭から消え去った.......。
來.....!來!
会いたいよ............!
「......い!玲!」
パチッ
ハァハァハァハァ......。
昔のこと思い出しちゃった......。
隼「うなされてたけど大丈夫?」
『......う、うん!大丈夫だよ!』
......ん?なんか大事なこと忘れてるような......
零斗「じゃあ、倉庫に行きましょう。」
『......え、やだ。』
零斗「来ますよね?黒笑」
『はい!』
零斗「ニヤリ」
あ、やってしまった
『わ、私ヤッパリいか「ないとか言いませんよね?黒笑」......はい。』
うわー!ドーシヨーーーーー!
オーマイガぁーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
倉庫
あーあ、来ちゃったよ
また来るはめになるなんて思っても見なかった。
ヤッパ帰ろっかなー
『私ヤッパリ帰る......』
玄「帰っちゃダメだよ......★」
あ、玄に腕捕まれちゃった。
......帰りたいです。
蓮「......いくぞ。」
ガチャ
隼「ヤッホー☆」
零斗「こんにちわ」
結月「......どーも」
蓮「......。」
玄「皆チューモーク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
え?なになに!?
玄「今からこの子を嵐鬼の姫になりまーす!」
下っ端 玲「「「「『はぁっ?!』」」」」
『......私聞いてないんですけど。』
玄「そりゃそーだよ。今決めたもん。」
『...ハァ、皆には許可とったの?』
絶対いやがるでしょ。
玄「皆は?」
隼「いいんじゃなーい☆大歓迎だよぉ♪」
零斗「いいと思いますよ。媚び売らないし」
蓮「......コクッ」
結月「......。ハァ、別にいいけどよ」
玄「だって、皆いいって言ってるよ?てか強制だよ★」
『私に拒否権は..蓮「ない。」......はい。』
ってことで姫になっちゃいました。
......メンドーイ。
蓮「おい。」
隼「オッケー☆」
......?なにするんだろ
隼「おーい!皆集まってー!」
『......なにするの?』
玄「あれ?...あぁ、玲香は皆に自己紹介するんだよ!」
『え......メンドイ。』
玄「きょ・う・せ・い★」
うぅ......。
隼「皆集まったよ!」
タンタンタン
蓮「......今から俺らの姫を紹介する。おい、玲香。」
......。ハァ。
『......姫になった神崎玲香です。......ハァ』
隼「......なにため息なんかついてるのさ!嵐鬼の姫だよ!嬉しいもんじゃないの?」
『......別に。姫になったってただの飾り物よ。嬉しくなんかないし......でも、下っ端が私が姫でも良いって言えば考えてあげるけど。』
......それに私は......人殺しなのよ......。
蓮「......おい、お前らのなかで不満を持つやつはいるか......。」
シーン
あ......何人かいるみたい。
スッ
『ねぇ、君は私に姫になるのを止めて欲しいんだよね?』
下っ端1「......!」
『まぁ、そりゃそーだよね。私もやだもん。ただの飾り物は。でも、貴方たちがどうしてもって言うならやってもいいな、って思ったよ。』
下っ端1「......。」
『ま、いきなり来てこの子が姫ですってなったらそりゃ驚くよね。うんうん、私が下っ端だったらわかるわ~。』
下っ端1「......」
『まぁ、もしも私が姫になったらそこら辺の女よりはマシかもよ!......あのくそパンだたちよりも......ね♪』
下っ端1「......そーですね...!」
『......!そーだよね!そこら辺のケバいパンダたちよりも私の方がいいよね!私、パンダと同レベにはなりたくないし......』
下っ端1「そーですよね!ハハッ」
私たちがかってに盛り上がってたら
下っ端2「.......あ、あのーぉ?」
『......あ、君たちの存在忘れてた。あ、なんか反論ある人ー。』
下っ端「.......僕は....僕は!..今の話を聞いた限り悪い人ではないと思います!」
「そーだよ!」
「この人がいいと思う!」
「嵐姫誕生!」
「「「「「今日から宜しくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」
『......!!......皆、ありがと。ニコッ』
ブハッ
隼「......!(か、可愛い......。///)」
玄「////(可愛い......。)」
零斗「///(笑顔が......////)」
結月「(....../////)」
蓮「(マジか......////、)」
下っ端「「「「(ヤ....ヤバい////)」」」」
『え!皆大丈夫!?......あ、そーか、私の笑顔がとてつもなくキモかったんだね......。』
全員「(まさかの無自覚......ハァ)」
蓮「......じゃあ、改めて嵐姫の紹介をしてもらおう。玲香......。」
『オッケー☆』
んー、でもここ二階だからなぁ
おーりよっと
ヒョイッ
蓮「玲香!?」
ストン
......フフ 着地成功。
下っ端「「「「!?」」」」
『よぉーし!改めて、嵐姫(ランキ)になった神崎玲香です!......因みに、この名前は偽名です。ある事情があって名前を換えました。ちょこっとだけどね!まぁ宜しく☆』
下っ端「!?」
隼「......偽名だったんだー。」
玄「......偽名だったのかー。」
零斗「......そうだったんですか。だから出てこなかったんですね。」
結月「......偽名......。」
蓮「......マジか....。」
てか偽名の部分は教えないけどね☆
玄「てゆーか、なんか態度変わってない?」
『あー、もとの私がこんな感じだったし。ここならちょっと信用してもいいかなっ?って感じだったし。』