ざわざわざわざわ

クラス「え!記憶喪失!?」

クラス「じゃあ今までのこと忘れてるとか!?」



ざわざわざわざわざわざわ



『てかさー、普通みんなの前で記憶喪失になったって言わないよね。……バカ?』


達哉「…すみません。」


てかホント皆ははじめましてだよね?

じゃあ挨拶しなきゃ!


『はじめまして!私、神崎玲です!宜しくお願いします!』


ガラガラガラ

隼「皆おっは……。」

玄「おは………。」

零斗「お……。」

結月「…!?」

蓮「!?」


『……あれ?なんで皆驚いてるの?』

なんでだろ?

『あ、まだ自己紹介してなかったね!私、神崎玲です!よろしくね!』


隼「玲…?」

結月「玲香じゃなくて?」

『なんか玲香って人に間違えられるんですけど。何度も言ってるけど私、玲香じゃなくて玲だからね!』

嵐鬼「呆然」


…なんか結構視線が来るんですけど。



ま、いっか☆




数日後

なんか皆から避けられてる?

なんでだろ?


達哉「今日は転校生がいる。それも玲が喜ぶやつ。入れ。」

ガラガラガラ

......あーなんか見たことあるような…


『誰だっけ?』

彩華「え!もう忘れらた!?」

潤「そんなぁ!」

…あ!

『思い出した!病院であったよ!この人達!』

嵐鬼「え!?」

唯「思い出してくれたか。」

雅俊「よかった!」






潤「あ、僕たち藍猫だよ!」


世界一の暴走族!?


うわー!すげぇ!

カッコイイぃ!





…うるせぇ。

マジで黙れ。


雅俊「あ、席は玲の周りね。」

彩華「じゃあ私玲の隣ね!」

潤「えぇ!僕も隣がいい!」

唯「俺も 」

雅俊「僕も隣がいいな」


え、別にどーでも良くない!?



てか、じゃんけんで決めるとか。

いくらなんでも




『幼稚すぎだろ………』

クラス全員「うんうん。」








あ、決まったみたい

席は

私の右隣が彩華
斜め前右が潤
前が雅俊
後ろが唯

ってことになって…


煩いんだよねぇ。

てか周りにいるとすっごく迷惑。

マジうるさい。



てか今彩華と潤が喧嘩してるんだけど…

彩華「はぁ?私が最初に玲とショッピング行こうって言ったの!!」

潤「いいや!僕が最初に遊園地行こうって言ったの!」

彩華「違う!私が最初!」

潤「僕が最初に言った!」






彩華「私!」

潤「僕!」

彩華「私!」

潤「僕!」


『……もう、うるさぁぁぁい!』

彩華、潤「ビクッ」

『あのさ、今授業中なんだけど。(殺気)てかそんなのどっちでも良くない?喧嘩するなら外でやりなよ……ね★(黒笑)』


彩華、潤「ご、ごめんなさい!」

『次喧嘩したら……あれやるよ?(黒笑)』

彩華、潤「も、もうしません。」

『なら、よし。』


…ん?

「あれ」って何だ?

なんかつい言っちゃった。



そんなこんなで何故か嵐鬼と言う
暴走族がずーっと見てきて……

なんか困惑した表情。


『あ、ちょっと寝るわ。』

彩華「おっけぃ!」



















『やだ……來!死なないで……お願い…』


え……何この映像…



人が死んでる…?


あれ?

なんで彩華たちがいるの?

…なんで憎しみ込めた目をしているの?



なにこれ

気持ち悪い


キモチワルイ










キモチワルイ













潤「れ……い…玲!」

はっ


『じゅ……ん?』





…少し記憶が戻った。


來、彩華、潤、雅俊、唯


















ごめんね……





















ごめんなさい…















彩華「玲?……大丈夫?」

『う、うん、大丈夫』


…彩華たちには

記憶が戻ったことを言わないようにしなきゃ


全部思い出したら














………ここから消えるんだから















あ、そーだ。

自分の事をハッキングしよう!

それだったら

記憶が戻るかも!

私って天才だわ。





そうと決まれば

サボっちゃおっと




『あ、雅俊、ちょっとサボるね!先生に言っておいて』

雅俊「了解」






どんなことが出るのかな?