.......んっ?
『あ.......れ?ここ....どこ?』
?「玲!.......良かったぁ。」
『......え?貴女......誰?』
?「え!?私だよ!彩華だよ!」
え?そんな人いたっけ?
『......?』
彩華「ッツ......」
?「ヤッh......!?え!起きたの!?」
え?この人誰?
?「おはよー!玲!ギュゥー」
く、苦しい
ってゆーか
『君私のコト知ってるの?』
?「え?!」
彩華「......多分記憶を無くしたのよ」
どうしてそんな悲しい顔をしているの?
?「僕は潤!」
『よろしくねー』
?「起きたのk......ぁ!?起きてる!?」
『だぁれ?』
?「ッツ!......もしかして」
彩華「......コクン」
?「ッツ......そうか。俺は唯だ。」
『何か女の子みたいな名前だね』
唯「……それ、前にも言われたな」
『え!……ご、ごめんなさい!』
唯「全然いいぜ。」
うわー
怒られるかと思った
?「起きたかな?」
『…?誰?』
?「…そうか……記憶を無くしたか…」
なんか皆私のこと知ってる
モヤモヤするなぁ
?「あ、名前言わなきゃだね。僕は雅俊。よろしく」
なーんかなー
『とっても懐かしく感じる………』
なんだろう?この懐かしさは
私、なんか皆のこと知ってるみたい…だな
ガラガラガラ
誰もいなーい
ま、そりゃそ〜だよね
......早く来すぎた
えーっと、私の席ってどこ?
ま、テキトーに座ってればいいか!
あ、あそこの窓際の一番後ろの席でいいっかぁ♪
...だめだ。睡魔が襲ってくる
これは本能に従おう
おやすみー☆
ざわざわ
ッチ
煩い。
少しは静かにして欲しい。
キーンコーンカーンコーン
ガラガラガラ
達哉「おう!玲香じゃねぇか!」
『はぁ?私玲ですけど。てか馴れ馴れしく喋ってこないでください。貴方誰なんですか?』
達哉「...はぁ?お前何言ってんだ?」
『だから...貴方誰なんですか?てか私貴方には会ったことある?』
少なくともわたしの頭の中には
ナイネ!
達哉「ッツ!......おい、ちょっと待ってろ。」
あの人なんか表情に出ないけど
超焦ってるw
てか周りの人がいないし。
もういいや!
寝よ。
ぎゃあぎゃあ
ざわざわ
ムクリ
ホンットぎゃあぎゃあ煩いなー
黙るってゆー言葉知らないの?
ってなんかこの言葉どっかで使ったような......
そんなことないか!
ダダダダダ
あ!帰ってきた。
クラス「シーン」
お前ら、そんなにあいつのこと怖いのか!?
達哉「...お前記憶喪失になったのか。」
ざわざわざわざわ
クラス「え!記憶喪失!?」
クラス「じゃあ今までのこと忘れてるとか!?」
ざわざわざわざわざわざわ
『てかさー、普通みんなの前で記憶喪失になったって言わないよね。……バカ?』
達哉「…すみません。」
てかホント皆ははじめましてだよね?
じゃあ挨拶しなきゃ!
『はじめまして!私、神崎玲です!宜しくお願いします!』
ガラガラガラ
隼「皆おっは……。」
玄「おは………。」
零斗「お……。」
結月「…!?」
蓮「!?」
『……あれ?なんで皆驚いてるの?』
なんでだろ?
『あ、まだ自己紹介してなかったね!私、神崎玲です!よろしくね!』
隼「玲…?」
結月「玲香じゃなくて?」
『なんか玲香って人に間違えられるんですけど。何度も言ってるけど私、玲香じゃなくて玲だからね!』
嵐鬼「呆然」
…なんか結構視線が来るんですけど。
ま、いっか☆
数日後
なんか皆から避けられてる?
なんでだろ?
達哉「今日は転校生がいる。それも玲が喜ぶやつ。入れ。」
ガラガラガラ
......あーなんか見たことあるような…
『誰だっけ?』
彩華「え!もう忘れらた!?」
潤「そんなぁ!」
…あ!
『思い出した!病院であったよ!この人達!』
嵐鬼「え!?」
唯「思い出してくれたか。」
雅俊「よかった!」
潤「あ、僕たち藍猫だよ!」
世界一の暴走族!?
うわー!すげぇ!
カッコイイぃ!
…うるせぇ。
マジで黙れ。
雅俊「あ、席は玲の周りね。」
彩華「じゃあ私玲の隣ね!」
潤「えぇ!僕も隣がいい!」
唯「俺も 」
雅俊「僕も隣がいいな」
え、別にどーでも良くない!?
てか、じゃんけんで決めるとか。
いくらなんでも
『幼稚すぎだろ………』
クラス全員「うんうん。」