結愛「行こー!!」
『はいはい、分かったから。』
今から結愛と倉庫に行くんだけど.......
ほんとさっきから胸騒ぎがする
あ、そーだ
『ねぇねぇ、結愛!』
結愛「.......。」
あれ?
『結愛ってば!』
っわ!いきなり止まって.......。
『ホントどうしたの?』
結愛「......煩い。」
『......え?何?聞こえなかったよ?』
結愛「だから......煩いっつってんの!!」
......え?
結愛「ふふっまんまと引っ掛かったわ。これで私も姫になれる!」
『......え、どういうこと?』
結愛「まだ分からないの?私は............
姫を奪いに来たの」
結愛「その為に転校してきたもんよ。」
え......?
じゃあ私と仲良くてるのも
イツワリ......?
結愛「そーに決まってんじゃん!」
じゃああの笑顔も言葉もみーんな
違ったってこと?
......ヒドイ
ヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイヒドイ
結愛「ふふっ☆アンタの居場所......
ぜーんぶ奪ってあげる」
もうどーやって倉庫についたのか全く記憶にない
友達だと思ってたのに.......。
蓮「玲香.......お前大丈夫か?」
『.......あ、うん大丈夫だよ。ちょっと気分悪くなってきたから先に帰るね。ばいばい』
嵐鬼「またなー(さようなら)(また明日ね)」
次の日熱出して1週間休んだ
はーやっと学校に来れるー
てか久しぶりに熱出したわ。
早く皆にあいたーい!!
ガラガラガラ
.......あれ?
何か蓮たち結愛と仲良くなってる?
隼「あ!おはよー玲香ー!」
結月「はよ」
零斗「おはようございます」
玄「おはよう」
蓮「はよ。熱大丈夫か?」
『あ、うん!すっかり治ったヨ!』
結愛「おはよー!ニヤリ」
ゾクッ
隼「ねーねー、ゆーちゃん!この前皆と一緒に遊んだときさー..............」
え!?
私がいないとき
皆で遊んでたの..............?
玄「楽しかったね。」
玄も?
零斗「あれは隼がいけないんですよ」
零斗も?
結月「そーだよ!隼があそこでコケたからだよー!」
結月が素を出している?
蓮「......だな。」
蓮も......
私がいないときに遊んだんだ
何か苦しい
この空気がイヤになる
『ちょっと保健室に行くね』
蓮「大丈夫か?」
ほら、心配してくれるの蓮だけ
『うん、大丈夫だよっ』
みーんな私から離れてくのかな
蓮も私から離れてっちゃうんでしょ
でも今は大丈夫
まだ離れていかない
ホントニワタシハヒツヨウトサレテルノ?
あー今日は久しぶりに嵐鬼の倉庫に行くんだー
久しぶりすぎでワクワクしちゃう!
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
あ、終わった。
先生「あ、神崎!ちょっとこれ手伝ってくれないか?」
えー急いでるのにー
でも結構真面目キャラだからなー
こーゆーときとか
マイナスだよね。
『はい、分かりました。』
ふぅ終わったぁーー!!
あ!早くいかないと!
Bダッシュ並みの速さでいかなきゃ!
ふーやっとついたー!
ってなんかため息バッカリしてない?
......そんなことないか。
ガラガラガラ
......あれ?下っ端君たちは?
ま、いっか
トントントントン
ガチャ
............?
なんか凄く息苦しい。
『......どうしたの?』
隼「......どうしたの?じゃないでしょ。」
え?
蓮たちは凄く怖い顔で目の前には......
結愛のボロボロの姿.......
『結愛どうしたの?』
結愛「.......いゃっ!来ないで!!」
どうしてこんなに震えてるの?
どうして皆冷たい目線なの?
玄「これ、玲香ちゃんがやったんでしょ」
結月「サイテーだな。」
『え!?ちょ、ちょっと待ってよ!どうして私がやったことになってるの?!』
隼「ゆーちゃんが玲香ちゃんにやられたって言ってたけど。」
結月「つーかお前がイジメやるなんてな」
玄「人として最低だよ?」
『待って!私こんなのやってない!』
玄「やってなくても聞いたんだよっ!」
ビクッ
玄がこんなに怒ってるの始めてみた